【感想】ROADSIDE USA 珍世界紀行 アメリカ編
未成年やメンタルに不安がある方は触れてはいけない部類の本です
★秘宝館、エログロ系統や珍スポット等、これらが苦手な方はご注意ください。
現代美術に興味がある方は著者の名をご存じの方も多いかと思います。
赤字で注意書きしましたが、秘宝館やエグイ感じの本を出している方です。(そこがたまらないのですが。。)
未成年やメンタルに不安がある方は触れてはいけない部類の本になります。
まぁ怖いもの見たさもあるかと思いますし、私の書く記事では具体的な内容については極力触れないようにするので大丈夫かとは思いますが、気になる人は以降は読まないで下さいね!
ネットサーフィンの取捨選択では、自分の身は自分で守ってくださいませ。
内容紹介
著者がアメリカで遭遇した珍名所&珍物件をカラー写真約1,200点、528ページの大ボリュームで紹介しています。
一言で表すとアメリカの珍スポットを集めた写真集ですね。
秘宝館を期待している人には物足りないかもしれませんが、いつものエグイ感じの蝋人形の博物館的なものや、場末感のある灰汁の強さを味わえるような所がちょいちょい出てきます。
下記は本の目次部分を抜粋。
CONTENTS
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前半は変わった建物やオブジェのある場所の写真ですが、後半は段々きな臭くなってきます。蝋人形やホルマリンが出たら要注意です。
あぁ、アメリカだなぁと思ったきな臭いものを数点載せておきます。
その他、コンクリート彫刻の写真に写っているピカチュウは、個人が作っていることを差し引いても「他と比べてコレだけ手抜きしてませんか?」と突っ込みたくなったりしました。
感想
アメリカは土地が広いので、馬鹿(失礼!)をするのにも規模が違う。でっかいオブジェなんて建て放題なんじゃないだろうかと疑うくらいの規模感でした。もぅそれだけで圧倒されるでしょうね。アーティストには理想郷かもしれません。
著者の別の本「珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE」を先に読んでいるのですが、ヨーロッパ編の方がエグかったので、それを期待してみると物足りなく感じました。
まぁヨーロッパ編よりも読了後のメンタル的な疲労感は少なくて、慣れてる人には軽い内容となるかもしれません。が、落ち込んでる時に読みたくはありません。
この著者の本は、元気のあるときに読むのが正解です。
それに変わりはありません。
良い子は見ないように!
大人も変な世界の扉が開いてしまう可能性があります。自己責任で読みましょう!
まぁ私はインパクトのある物が大好きなので、こういう本(?)はよく読みます。現代美術も大好きです。
珍スポットやエグイ物の創造は、ただ観るだけではなく「どうしてこんな物が作られたんだ?!」「どんなメッセージが?!」「この作品から何を得るのか?!」等々、考えると深淵を覗いてしまいそうな感じがヒヤヒヤしますね。自分にはない発想というのに触れるのも刺激ですし、私は人間の創造性を垣間見れてワクワクします。
人間の可能性は無限大、決してAIはこの領域には達せまい!と、自信を持って言えますよ(笑)
再度言うけれど、AIにこんな無駄(失礼!)なことは出来まい。
奇麗な芸術作品だけではなく、時には人間の心の深淵を覗いてみませんか?なんてね!
この表紙、青空と犬の建物が見栄えしますよねー。ポストカードにしても良い写真だと思います。
感想欄に話題として出てきている、こちらがヨーロッパ編です。
表紙を見て分かる通り、ちょっとアレな感じの内容です。
人によっては強烈過ぎて不快に思うかと。。