【感想】美しいものを見に行くツアーひとり参加
読了後、海外一人ツアーに行きたくなっちゃう かも?!
益田ミリ先生のエッセイが大好きで、特に旅行エッセイは文章だけではなくイラスト、写真が散りばめられている他、費用等も載っていて読んでいて面白いです。
軽く読めるのにしっかり旅行に行った気になるので満足感もありますし、なにより読んだあとすぐに自分も行きたくなり旅行サイトにアクセスしちゃいました(笑)
内容紹介
作者が40歳になった際「美しいものを見ておきたい」と世界に一人で旅をしたことをまとめた旅行エッセイです。タイトルのままですよ(笑)
こなれた海外旅行体験記ではなく、ツアーに参加しての団体旅行なので海外旅行初心者や、気楽に旅行をしたい方には楽しめると思います。
裏表紙にも記載がありますが、旅先は下記の通りです。
本の特徴
1.エッセイ、写真、イラスト漫画で書き分けている
最初にも書きましたが、文章だけではなくイラストや写真が多くて読みやすいです。
本にもよりますが、旅をイラストだけで表現するのは物足りなく感じることがあり不満点だったのですが、益田ミリ先生の旅行エッセイではこのような思いはしたことがありません。
料理やお土産、風景を紹介する際は写真とエッセイで、体験したことをイラスト漫画で書き分けているように思います。内容に適した見せ方をされるので、分かり難さを感じずにストレスなく読めて満足です。
2.ツアー名と代金が載っている
作者が実際に使用したツアーの名称と、一人部屋追加代金込みの代金が載っているので、変な所で具体的で面白いです。
あ、この代金なら私も行けるかも~(^^)なんて想像して楽しくなります。
3.ツアーの日程、スケジュールの一覧がある
各旅の最初にツアーのスケジュールの記載があるので、まるで旅行のパンフレットを見ているような感覚がしてワクワクします。
オーロラチャンスが何回あるのか、クリスマスマーケットには何回行けるのか、ツアーの目玉は何処か等、一目で分かりますよ(笑)
面白かった内容(ネタバレにならない程度に)
詳細は記載しないようにしますが、こんな内容載ってて面白い!とか、気に行った個所は書きたいので、少しでも気になった方はこれ以上は読まないでくださいね。
1.スーツケースの中身が写真で紹介されている
旅行の行き、帰りのスーツケースの中身が写真で紹介されていますが、奇麗に納まりすぎていて怖いです。荷造りの参考というか、もはやお手本級です。
行きは右半分のみ荷物を詰めて、帰りは左半分をお土産に。隙間なく詰められている写真に感服。というか、著者はあまりお土産を買わないのでしょうか?私ならはみ出そうです(^^;)
2.水筒持参
他の本でも旅先へ水筒を持参して行くと書かれていたので、私も影響を受けまして旅行の際は持って行くようにしています(^^)
今回もスーツケースに入れて持参したそうで、朝食の際にホットティーを入れて移動の車中で飲んでリラックスしているシーンがありました。(裏表紙の帯にも書いてありますね)
3.トイレ混雑について
ツアーでのトイレの混雑には女性なら誰もが悩まされる問題ですよね(笑)?
ツアーバスでの座席でどこに座ればトイレへ行くのに早くバスから降りられるか、食事の際に抜けるタイミングは、というような内容が載っていて、世界中どこに行ってもこの問題からは逃れられないのかとガックリしました。
4.クリスマスマーケットに私も行きたくなったので
ドイツのクリスマスマーケットの旅を読んで、素敵な風景、可愛い雑貨、美味しそうな食べ物と私を魅了するものばかりで、すぐにその気になりました。えぇ、私もクリスマスマーケットに行きたい!!
特に、食べ物。日本ではお目にかかり難い現地の食べ物。憧れます。。
ぜひとも下記の食べ物は食べてみたい。(国内のどこかで食べられませんかね?)
- グリューワイン
- スノーボール
- 揚げたポテトにアップルソース
- ぶどうのチョコがけ
- ニュルンンベルガー・ブラートブルスト
(ハーブが入っているソーセージ)
本場のクリスマスマーケットは無理でも、調べてみたら国内でもやっている所はあるらしい!よし行くぞ!
日本でも良いからグリューワインを飲みに行くぞ!!
ソーセージも食べてやるんだからな!!!
あ~~、クリスマスマーケットのグリューワインの限定カップを集めたい~。
毎年変わるっていう、可愛いマグカップ~!欲しい~~~!!