私に足りないものは本の中に存在する

※足りないもの→「夢」「希望」「愛」です。

【感想】異世界でカフェを開店しました。

 

     

 

内容 

主人公は料理が上手で食べることの好きな一人暮らしの社会人女性

「女神様の思し召し」で異世界にトリップしてしまいますが、そこはとてもご飯の不味い世界でした。

トリップ後に助けてもらった侯爵家で手料理を披露するととても喜ばれ、しばらくたった頃に主人公が働き先を探そうと考えていることを伝えると夫婦の押しもありカフェを開くことに。

侯爵家の親切な夫婦の養女となり、精霊のバジルちゃん元騎士の年下スウィーツ男子を弟子に、素敵な仲間たちと送るお仕事異世界ライフです。

 

感想

原作小説も読んでますが、漫画でも復習するくらい大好きな作品です!

他の異世界モノとは違い、主人公は普通の女性です。チートスキルも特になく(精霊が見えるくらい?)ただ料理上手なしっかりした女性なのです。流行りの異世界モノのノリがちょっとね、なんて人にも安心して読めるかと思います。

恋愛要素ももちろんありますが、それよりもカフェの料理や、お城での料理指導、学校の料理科を設立して教師になったりと、お仕事をしている要素の方が多いかもしれません。 恋愛ばかりだと飽きてしまいますが、この作品はお仕事も恋愛も展開が進むので飽きさせません。

また、キャラクターも嫌いなキャラがいないくらい、みんな素敵です。

下記、一部になりますがキャラクターの簡単な感想です。

  • 主人公:
    お仕事を頑張っている姿に励まされます。こんな上司が欲しい。。
  • 精霊バジルちゃん:
    主人公の作ったものをもりもり食べている愛くるしいシーンがとても好き。色々な物を食べさせたい。
  • 主人公の義理の両親:
    ラブラブ夫婦です。主人公を実の娘のように可愛がる姿に癒されます。原作小説では主人公を拾う話がギルさん視点であったり、女神様のお話でどうして二人に子供がいないのか、主人公を娘として受け止めたかが分かります。
  • ジーク:
    主人公の一番弟子。4つ年下のクールなスウィーツ男子。料理できる男性ってだけで輝いて見えるのに、優しくて頼りになるクールな美形って!
  • ルトヴィアス、アメリア、ハウル
    原作小説の、だんだん大きくなっていく3人の成長物語が大好きです。主人公がメインストーリー、この子たちがサブストーリーくらいの位置づけで読んでます。漫画でも3人が出てきて、初期の小ささに和んでます。

漫画の絵も安定していて落ち着いて読めます。背景も、人も、シーンも見やすいです。私は顔のどアップばかりの漫画はイラッとするので、きちんと描く作家さんでとても好みです

 

漫画

 

小説 ※原作